オーディオ/ビデオの同期オフセットの修復 | 
 
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オーディオ イベントとビデオ イベント(つまりマルチチャンネル オーディオ ファイルのイベント)が揃っていない場合、タイムライン上のイベントがハイライトされ、同期に問題があることが一目でわかります。
イベントが同期しているかどうかは、グループ化およびオーバーラップされたイベントの比較によって判別されます。
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グループ内のイベントは、同じメディアから作成された、同じグループ内の他のイベント (メディアの種類が逆のもの) と比較され、最もオーバーラップが大きいイベントを使用して同期の計算が行われます。イベントのオーバーラップがない場合は、最も近いイベントを使用して同期の計算が行われます。
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グループ化されていないイベントは、同じメディアから作成されたイベント (メディアの種類が逆のもの) と比較され、最もオーバーラップが大きいイベントを使用して同期の計算が行われます。イベントのオーバーラップがない場合は、同期オフセットは表示されません。
以下の例では、オーバーラップしているオーディオとビデオはいずれも KayakandWhale 001.avi から作成されており、同期を判別するためにこれらが比較されます。

 
[表示]メニューから[アクティブなテイク情報]を選択すると、オフセットの量が表示されます。タイムラインの解像度を下回る非常に小さいオフセットは、0.00  と表示されます。オフセット量を表示するには、プロジェクトの時間形式を[サンプル]に設定します。
同期を修復するには、同期するオーディオ イベントまたはビデオ イベントを右クリックし、ショートカット メニューから[同期]を選択し、サブメニューから次のいずれかのコマンドを選択します。
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 項目  | 
 説明  | 
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 移動単位  | 
 クリックしたイベントを移動することによって、対応するオーディオ イベントまたはビデオ イベントと同期させます。 上記の例では、オーディオ イベントを右クリックして[同期]、[移動単位]の順に選択すると、オーディオ イベントが左に移動します。 ビデオ イベントを右クリックして[同期]、[移動単位]の順に選択すると、ビデオ イベントが右に移動します。  | 
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 スリップで  | 
 クリックしたイベントの内容をスリップすることによって、オーディオとビデオを同期させます。イベントは移動しませんが、右クリックしたイベントの内容が前または後にシフトして、同期が復元されます。 スリップについて詳しくは、ここをクリックしてください。  |