Broadcast Wave Format ファイルのインポート |
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Broadcast Wave Format (BWF) ファイルを使用すると、オーディオ エディタや放送プラットフォームの間でオーディオを交換できます。
Broadcast Wave Format ファイルは標準的な .wav ファイルとよく似ていますが、このファイルにはタイムスタンプ (Vegas タイムライン上でのオーディオ追加位置をソフトウェアに指示します) などの追加メタデータが格納されています。
Broadcast Wave Format ファイルは、[エクスプローラ]ウィンドウからタイムラインにドラッグしてプロジェクトに追加することもできます。但し、BWF ファイルをタイムラインにドラッグすると、ファイルをドロップした位置にイベントが作成されます。[Broadcast Wave のインポート]ダイアログ ボックスを使用すると、イベントはファイル内のタイムスタンプに従って整列されます。
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[ファイル]メニューの[インポート]を選択し、サブメニューから[Broadcast Wave]を選択します。[Broadcast Wave のインポート]ダイアログ ボックスが表示されます。
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インポートするプロジェクトが保存されているフォルダを選択します。
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[ファイルの場所]ドロップダウン リストからドライブとフォルダを選択します。
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[最近使用したフォルダ]ドロップダウン リストからフォルダを選択すると、前に開いたことのあるファイルを含むフォルダをすばやく選択できます。
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[参照]ウィンドウで、開くファイルを選択します。
選択したファイルの情報が、[Broadcast Wave のインポート]ダイアログ ボックスの下部に表示されます。
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[整列]ドロップダウン リストから設定を選択し、タイムライン上でのオーディオ イベントの配置方法を指定します。
設定 |
説明 |
トラック全体に追加 |
インポートした BWF ファイルごとに別のトラックが作成されます。 |
連続で追加 |
選択したすべての BWF ファイルが単一のトラックに追加されます。 |
マルチチャンネルの BWF ファイルのオーディオは、[整列]の設定にかかわらず常にトラック全体に追加されます。例えば、4 チャンネルの BWF ファイルをインポートする
場合は、オーディオは 4 つの隣接したトラックに追加されます。 各イベントで使用するチャンネルを制御するには、マルチチャンネル オーディオ イベントを右クリックし、ショートカット メニューから[チャンネル]を選択してサブメニューからコマンドを選択します。詳しくは、「オーディオ チャンネル」を参照してください。
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手順 4 で [トラック全体に追加]を選択した場合は、[トラックの順番]ドロップダウン リストから、トラック リスト内でのトラックの配置方法を選択します。
設定 |
説明 |
タイムスタンプ |
各トラックのタイムスタンプに従って、トラックを時系列にソートします。 [Broadcast Wave のインポート]ダイアログ ボックスでファイルを選択すると、ダイアログ ボックスの下部にそのファイルのタイムスタンプが表示されます。 |
ファイル名のアルファベット順 |
インポートしたファイルの名前に従って、トラックをアルファベット順でソートします。 |
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[位置]ドロップダウン リストから設定を選択し、インポートしたオーディオのタイムライン上での追加位置を指定します。
設定 |
説明 |
ルーラー タイムの使用 |
インポートしたファイルを Vegas タイムラインのタイムスタンプで指定された位置に追加します。例えば、タイムスタンプが 00:00:30;00 の BWF ファイルをインポートすると、メディアはタイムライン ルーラーの 30 秒マークの位置に追加されます。 |
カーソル相対位置 |
インポートしたファイルを Vegas タイムラインに追加し、カーソル位置に合わせてタイムスタンプの値を補正します。例えば、カーソルが 00:00:10;00 の位置にある状態で、タイムスタンプが 00:00:30;00 の BWF ファイルをインポートすると、メディアはタイムライン ルーラーの 40 秒マークの位置に追加されます。 |
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[開く]をクリックします。選択したファイルがインポートされ、現在のプロジェクトのタイムラインに追加されます。