標準ツール を選択した状態で、イベントのエッジのいずれかをドラッグします。

［スナップを有効にする］がオンになっている場合、イベントのエッジはグリッド線またはマーカーにスナップし、［フレーム単位にクオンタイズ］がオンになっている場合は、フレームの境界にスナップします。スナップを一時的に無効にするには［Shift］キーを押しながらドラッグしてください。

イベントのエッジをメディア ファイルの端部を越えてドラッグすると、［ループ］イベント スイッチがオンの場合はイベントがループし、スイッチがオフの場合はメディア ファイルを越える部分が無音になります。

この方法を使用すると、プロジェクト内をすばやく移動してカットを調整し、完全に同期させることができます。外付けのマルチメディア コントローラを使用すると、さらに簡単に操作できます。

1. トリミングしたときにダウンストリーム イベントがリップルされるようにするには、［自動リップル］ボタン をクリックして、自動リップル モードをオンにする必要があります。

2. トリミングするイベントを選択します。

3. ［ または ］（またはテンキーの 7 または 9）を押して、トリミングするイベント エッジにカーソルを移動します。［ または 7 キーを押すと、イベントの先頭が選択され、前のイベント エッジに移動します。］または 9 キーを押すと、イベントの最後が選択され、次のイベント エッジに移動します。境界をトリミングするイベントが赤い角かっこで示されます。

   

4. テンキーの 1 と 3 キー、および 4 と 6 キーを使用して、現在のイベントの境界をトリミングします。

5. 1 ビデオ フレーム左にトリミングするには 1、1 ビデオ フレーム右にトリミングするには 3 を押します (または Ctrl+Shift+Alt キーを押しながらマウス ホイールを回します)。

6. 1 スクリーン ピクセル左にトリミングするには 4、1 ピクセル右にトリミングするには 6 を押します（または Ctrl+Shift キーを押しながらマウス ホイールを回します）。トリミング期間はそのときのズーム率によって異なります。

7. 1 フレーム左に時間圧縮するには Ctrl キーを押しながら 1、1 フレーム右にタイム ストレッチするには 3 を押します。

8. 1 ピクセル左に時間圧縮するには Ctrl キーを押しながら 4、1 ピクセル右にタイム ストレッチするには 6 を押します。

9. 1 フレーム左にスリップ トリミング (イベント エッジによりメディアを移動) するには、Alt キーを押しながら 1、1 フレーム右にスリップ トリミングするには 3 を押します。

10. 1 ピクセル左にスリップ トリミングするには Alt キーを押しながら 4、1 ピクセル右にスリップ トリミングするには 6 を押します。

11. クロスフェードまたはトランジションを 1 フレーム左にスライドするには、Ctrl+Alt キーを押しながら 1、1 フレーム右にスライドするには 3 を押します。

12. クロスフェードまたはトランジションを 1 ピクセル左にスライドするには、Ctrl+Alt キーを押しながら 4、1 ピクセル右にスライドするには 6 を押します。

エッジトリミング モードを終了するにはテンキーの 5 を押します。エッジトリミング モードでない場合にテンキーの 1、3、4、および 6 キーを押すと、タイムライン上でイベントがフレーム単位（1 と 3 キー）またはピクセル単位（4 と 6 キー）で移動します。

5. 必要に応じて、手順 3 と 4 を繰り返します。

Ctrl+Alt キーを押しながら、2 つの隣接するイベント間のエッジをドラッグします。マウス ポインタの形状が に変わります。選択されたイベントのエッジと隣接するイベントは、ドラッグした方向に同時にトリミングされます。

1. タイムライン選択を行う場合はドラッグします（または Shift キーを押しながら矢印キーを使用します）。

2. ［編集］メニューから［トリミング］を選択します。選択されていないすべてのデータが削除されます。

オーディオ イベントをタイム ストレッチするときの処理品質は、［プロジェクト プロパティ］ダイアログ ボックスの［オーディオ］タブの［リサンプリングとストレッチの品質］の設定によって決まります。

内容を変更せずにイベントの長さを変更するには、Ctrl キーを押しながらイベントの右エッジまたは左エッジをドラッグします。マウス ポインタの形状が に変わります。ストレッチの際にオーディオ イベントのピッチを保持するかどうかを指定するには、［イベント プロパティ］ダイアログ ボックスのタイム ストレッチ/ピッチ シフトのコントロールを使用します。

ビデオ イベントのエッジをドラッグすると、ビデオ フレームの間に、イベントがストレッチされたことを示すジグザグの線が表示されます。

［表示］メニューから［アクティブなテイク情報］を選択すると、オーディオ イベントの右下隅に、ストレッチ後の再生レートを表すパーセント値が表示されます。メディアに既知のテンポがある場合は、ストレッチされた量の後に、有効な再生テンポ（ストレッチ後）が括弧付きで記載されます。

Alt キーを押しながら、イベントの左または右のエッジをドラッグします。カーソルは のように表示されます。

イベントのエッジをドラッグすると、反対側のエッジは固定されたまま、ドラッグしているエッジからメディアがトリミングされます。

ヒント：

• ［Alt］キーを押しながら［Shift］キーを押し、イベントの任意の部分をドラッグします。イベントの右のエッジはタイムラインに固定されたままで、メディアはイベントの右のエッジからスリップします。このスリップ モードは、最後のフレームを変えずにイベントをスリップしたい場合に便利です。

• ［Ctrl］キー、［Alt］キー、および［Shift］キーを押したままイベントをドラッグすると、イベントはクリックしたポイントで分割され、ドラッグした方向にトリミングされます（消去モード）。

• メディアをスリップする際、イベントのすべてのテイクをスリップするには、［オプション］メニューから［すべてのテイクをスリップ］を選択します。

次の図は、［Alt］キーを押しながらイベントの右エッジを右にドラッグした状態を示しています。

次の図は、［Alt］キーを押しながらイベントの右エッジを左にドラッグした状態を示しています。